今回のカップ麺は、東洋水産の『ごつ盛り ワンタン醤油ラーメン』です。
「ごつ盛り」シリーズは、2009年まで販売されていた「でかー」シリーズの後継にあたる大盛りカップ麺のシリーズで、現行の「でかまる」シリーズの廉価版として位置づけされています。
「でかまる」シリーズは、味噌系2品、とんこつ、汁なし担担麺という4種類のバリエーションです。一方の「ごつ盛り」シリーズは、醤油系、味噌系、とんこつ系、担担麺、ちゃんぽんのバリエーションに、焼きそば2品を加えた10種類もの多種多様な品揃えとなっています。
廉価版でありながら、この充実したラインナップは凄いですね。「でかまる」の販売促進につながる思惑が、「ごつ盛り」のほうがウケが良くなってしまったのでしょうか!?
何より、「ごつ盛り」シリーズは、とってもリーズナブル。内容量117gというビッグサイズのカップ麺が103円(税抜)でしたからね。
この価格で、お腹一杯食べられる満足感が得られるのは、なかなか凄いことですよ。
『ごつ盛り ワンタン醤油ラーメン』をつくってみた
▼『ごつ盛り ワンタン醤油ラーメン』、小売価格はオープンプライス、内容量117g (めん90g)の大盛カップ麺で、カロリーは517kcalとなっています。僕が購入した店では、103円(税抜)という値段でした。
▼開封すると、粉末スープ、液体スープの別添品が入っています。
▼ワンタン、味付鶏挽肉、コーンが入っています。
ひと口サイズのワンタンが4個あります。味付鶏挽肉やコーンは少なめで、ワンタン中心の具材となっています。
▼麺は、油揚げ麺で中太より若干細いかな!?ってくらいの太さ。
オニオンやガーリックで風味をつけたとのことで、黄色みのある麺になっています。
▼お湯を注ぐ前に、粉末スープを投入します。
▼調理には簡単なコツがあるようでして、具材のワンタンにお湯がかかるように注ぐのがポイントとのこと。
▼液体スープをフタの上にのせ、3分間待ちます。
▼お湯で戻した直後の状態がこちら。
ワンタンが、ふっくらとしていて美味しそう!
▼液体スープを注入して、混ぜ混ぜしたら、『ごつ盛り ワンタン醤油ラーメン』のできあがり!
醤油の良い香りがほんのりと漂ってきます。ワンタンが映えるThe醤油ラーメンといった感じです。
[adchord]実食!『ごつ盛り ワンタン醤油ラーメン』を食べてみた
今回の『ごつ盛り ワンタン醤油ラーメン』は、「たまねぎの甘みを利かせた醤油スープに、肉入りワンタン・鶏挽肉・コーン・ねぎが入った大盛醤油ラーメン」とのことです。
さっそく、いただいてみましょう!
▼まずは、スープをひと口飲んでみます。
ちょっと濃いめかな!?けっこう甘さがあります。
スープには鶏による味付けもされてはいるようですが、鶏ガラの味というよりは醤油のほうが強い印象です。濃いめの醤油味のわりには、玉ねぎの甘みが加わることで、まろやかな口当たりになっていますね。
醤油味だけに若干の塩気も感じられますが、しょっぱくはないです。でしゃばりすぎない適度な塩気で、たまねぎの利いた甘い醤油味をさらに惹きたてているように思います。
決してアッサリな醤油スープとは言えませんが、濃いめの醤油味ながら、まろやかさも兼ね添えた飲みやすいスープに仕上がっているのではないでしょうか。
▼麺は、中太よりは少し細めの太さ。
オニオンやガーリックで風味をつけた、スープとの相性の良い麺とのことです。
▼すごくコシがあるってほどではないけど、なかなか弾力のある麺になっています。
味付けされているだけあって、スープと絡むことによって、味に厚みが増しますね。甘いたまねぎの旨味が利いた醤油味とオニオンの風味は相性も良くて美味しいです。
麺のすすり具合も良好で、歯切れもヨシ。麺量90gもあるので食べ応えもバッチリですね。
確かに美味しくいただける麺ですが、よく食べるカップ麺にありがちな印象で、特別にこれといった特徴はないかと思います。味が安定しているってことの裏返しなので、これはこれで良いのでしょうけどね。
▼トッピング具材は、ワンタン、味付鶏挽肉、コーン、ねぎの品揃え。
はっきり言って、ワンタンだけな感じで、挽肉、コーン、ねぎはおまけ程度ですね。
コーンはまだマシですが、挽肉なんかは小さくて数もないので、どこにあるのか探さないといけない状態です。ねぎは、もはや「入ってたの!?」ってレベルです。
ワンタンは少し厚みのある皮がモチっとした食感で、醤油スープの味が染みこんで美味しいです。ひと口サイズのものが4つ入っていれば、量も満足できますしね。
コーンも量は少ないですが、ちゃんと甘みのあるコーンになっています。挽肉についても、ミンチ肉感のある食べ応えで味もなかなか良いです。ねぎは雰囲気だけですかね・・・。
まとめ★美味い!大盛り!安い!かなりお得な一品
今回は、東洋水産の『ごつ盛り ワンタン醤油ラーメン』を食べてみましたが、醤油のコクとたまねぎの甘みを主体にした濃いめの醤油スープに、オニオンやガーリックで味付けされた麺が、相性良く絡んで旨味を増す一杯になっていました。廉価版とはいえ、なかなかな仕上がりを魅せていたのではないでしょうか。
これまた、ワンタンがたくさん入っていて美味しくいただけるし、大盛りカップ麺なので、食べ応えは申し分なくあります。さすが「ごつ盛り」と言うだけあります。内容量117g、麺量90gというボリュームですから、僕はかなりお腹一杯になって満足感が得られます。
何よりすごいのは、この内容での低価格。近所のスーパーでは、103円(税抜)で購入することができましたし、めちゃくちゃ食べ応えもあるので、とてもリーズナブルですよね。
やっぱり、こういうカップ麺は、お得にガッツリ食べたいときには最高の一杯じゃないでしょうか。
個々による味覚、その時の筆者の体調や気分または嗜好などによる不確定要素を含み、すべての方に当てはまる内容ではありません。あくまでも筆者の一個人の感想と見解だということをご理解ください。