【岐阜のご当地麺がカップ麺に!】寿がきや『カップ岐阜タンメン』を食べてみた

【岐阜のご当地麺がカップ麺に!】寿がきや『カップ岐阜タンメン』を食べてみた

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岐阜のご当地麺といえば、「高山ラーメン」。鶏ガラベースのあっさり醤油スープに、極細ちぢれ麺を合わせた「高山ラーメン」だが、アニメ映画「君の名は。」で主人公が食べていたことから、全国的に知名度が高まったラーメンなので、ご存知の方も多いはず。

「高山ラーメン」は、下呂市や高山市を含む飛騨地方のご当地麺として有名だが、ここ最近の数年では「岐阜タンメン」というラーメンチェーン店の一杯が人気を馳せており、新たな岐阜のご当地麺として名乗りを上げている。

「岐阜タンメン」の看板メニューは店舗名のように「岐阜タンメン」となっていて、岐阜県や愛知県を中心に店舗を構えている。岐阜といっても岐阜市、大垣市、多治見市などの美濃地方に集中していることから、岐阜のご当地ラーメンは、飛騨地方の「高山ラーメン」、美濃地方の「岐阜タンメン」というように、岐阜の北と南の地域で二極化していると言ってもいいだろう。

そして今回、あの“名古屋といえばスガキヤラーメン”の「寿がきや」と「岐阜タンメン」がコラボしたカップ麺が新登場したというのだから、これは見逃せるはずもなく、さっそく購入してきた。

 

こちらがその「寿がきや」の『カップ岐阜タンメン』。希望小売価格238円(税抜)、2019年3月25日に新発売。

岐阜や愛知に店舗を拡大しつつ人気のある「岐阜タンメン」ではあるが、都心では名古屋といっても郊外の守山区に店舗があるだけなので、まだまだ「岐阜タンメン」は全国的な知名度はないかもしれない。今回、「寿がきや」から「岐阜タンメン」のカップ麺が新登場となったことで、愛知や岐阜のみならず、全国のラーメンファンにぜひ一度ご賞味いただきたいと強く願う。

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【岐阜の新たなご当地麺】寿がきや『カップ岐阜タンメン』を食べてみた

関東地方でよく食べられている一般的な「タンメン」は、“茹でた中華麺に炒めたモヤシ、ニラ、ニンジン、キャベツ、キクラゲ、タマネギ、豚肉などの具材を加え、鶏ガラをベースにした塩味のスープが特長の麺料理である。しかし、「岐阜タンメン」はそれとは違い、“豚肉、白菜、キャベツ、にんにくから旨みを抽出し、 塩だしのスープと合わせたシンプルながらも味わい深いオリジナルのタンメン”とのこと。

そして辛味あん」を入れることにより、豚肉と野菜からくる甘味がより惹きたつ一杯になるのだという。

開封して中身を取り出してみると、「液体スープ、かやく、辛味あん」の別添品が3つ入っている。味の決め手になるという「辛味あん」は、付け加えていく量を調整しながら、お好みの辛さにできるので、辛いものが得意でない方でも心配はなさそうだ。

本家「岐阜タンメン」の麺は、福岡県の老舗製麺所で作られており、パツパツとした歯切れの良さが特徴の低加水平打ち細麺を使用しているとのこと。カップ麺のほうでは、平打ちではないがノンフライの細麺となっている。

先入れの“かやく”をカップにあけてみる。「味付豚肉、キャベツ、白菜」といった具材で、忠実に「岐阜タンメン」を再現。具だくさんの「岐阜タンメン」のイメージには結びつかないボリュームではあるが、カップ麺としてならば、妥協できる内容といったところ。

麺は細麺なのだが、湯戻し時間は何故か4分間。それだけ芯の強いノンフライ麺ってことなのかもしれない。いつものように3分間ではないので気を付けよう。液体スープはフタの上で温めておくのは、もはやカップ麺ならではの定番スタイルだ。

「豚肉、白菜、キャベツ、にんにく」から旨味を抽出したスープとのことだが、いざ液体スープを加えてみると、もの凄いニンニクの香りが襲ってくる。豚や野菜はどこいった状態で、ニンニクのツーンとした刺激臭のみが鼻を突き刺してくるほど。よく見れば、液体スープに紛れて大量のニンニクチップがあるので、ニンニク一辺倒の香りになるはずだ。

「辛味あん」はまだ加えてはいないが、とりあえずこれで「カップ岐阜タンメン」の完成だ。さっそくスープからひと口飲んでみると・・・

やばいくらいにニンニクですわ。パンチの利いたニンニクの旨味と香ばしさのなかに、豚肉や野菜の白菜、キャベツの甘さのある旨味がそっと優しく顔を覗かせる味わい。

豚と野菜のコクがしみじみと感じられて奥深い旨さを魅せてくれるが、ニンニクがかなり激しいために、最初のひと口から後味まで口の中がニンニクで埋め尽くされる。純粋にニンニクを推しだしたスープとなっていて僕は美味しいと感じるが、このニンニクの強い刺激は、ちょっと好き嫌いが分かれそうではある。

ここで「辛味あん」の登場。実際のお店では、お客が好きな量を入れていけるのだが、今回のカップ麺では少量の小袋なので、一度に全部投入してみる。

色味は赤々としているが、元々のスープがかなりニンニク臭が強いので、香りは見た目ほどのインパクトはない。この「辛味あん」をスープに混ぜ込んでいくわけだが、どのような辛さとなってスープの味わいを後押ししてくるのか。

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「辛味あん」を投入する前の透明度の高いスープとは打って変わって、ほんのりと赤みで彩るスープに。

スープの成分に、唐辛子調味料との記載があるが、唐辛子の辛味だけでなく、甘みもやんわりと感じる不思議な「辛味あん」の辛味。辛さはそれほど強くないので、豚や野菜のコクを邪魔することはないし、ニンニクともマッチしている。

この「辛味あん」の程よい辛味に相反するように、豚と野菜の甘みが強く出てくるようになる。激しさのあるニンニクの旨味と香りに、豚、白菜、キャベツの旨味が「辛味あん」を加えるまえよりもしっかりと惹きたつ。ちょうどいい辛味で厚みのあるスープの味わいで、やっぱりニンニクのコクはガツンと力強さを発揮し、飲みごたえのあるスープとなっている。

この強いニンニク感のあるスープに挑むノンフライの細麺。麺をすすってみると、まずその瑞々しさに驚かされる。4分間の湯戻し時間ながらも、麺のコシと粘りが強く、しっとりとした食感。これだけ強いニンニクなのに、小麦の甘さと香ばしさをしっかりと味わえるのは素晴らしい。しかも縮れによってスープをよく絡めとってくるので、麺の質感とスープとのマッチングは最高だと言える。

トッピング具材は、「豚肉、白菜、キャベツ」。豚肉は小さめで少ないが、質感は高い。程よく脂身がのっていて肉感がよく、その甘辛い味付けがニンニク風味のスープにもよく合う。白菜やキャベツも小さめで量が多くはないが、白菜はシャキシャキっとした歯ごたえがよかったし、キャベツの甘みをよく感じることができる。残念ながらボリュームにはやや欠けるが、ひとつひとつの具材をみてみれば、クオリティは高く、質感は充分満足できるものになっている。

 

おすすめ度は?(ふつう=星3)
★★★★★★☆☆☆☆(星6)

今回は寿がきやの『カップ岐阜タンメン』を食べてみたが、ニンニクを前面に推しだした豚ガラスープが強烈で印象にのこる一杯だった。

ノンフライの細麺とガツンとニンニクが利いた豚ガラスープに、白菜やキャベツの野菜の甘みが染み渡る、コクのある奥深い味わいの塩ラーメンとなっている。

希望小売価格238円(税抜)といったことからすると、トッピング具材は少し寂しいボリュームではあるが、麺やスープの一体感は目を見張るものがあり、岐阜のご当地麺「岐阜タンメン」をカップ麺でお手軽に楽しめることには間違いがないだろう。

全国からも足をはこんで食べにやってくるラーメンファンも多々いるようだが、岐阜や愛知にしか店舗がないために、まだまだ食べたことのない方は大勢いるはず。ぜひ、この寿がきやの『カップ岐阜タンメン』を一度食べてみて、その美味しさを堪能してほしいかな。

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