2020年4月29日にリニューアルを施し新発売した、セブンイレブンの皿うどん。
こちらがその『パリパリ麺のコク旨皿うどん』(税込399円)。
パリパリとした香ばしい麺の皿うどん。あんは、鶏ガラスープをベースにキャベツ、にんじん、もやし、玉ねぎを加えて、野菜の旨味とコクのある味わいに仕上げたとのこと。(1食あたり424kcal)
▼こちらはリニューアル前(旧商品)になるが、器の形状が大きく変更された。
また、510円(税込550円)から370円(税込399円)に、より買い求めやすい価格に改定。
パッと見たところ、別添の辛子、具材のキクラゲや海老が無くなり、豪華さはダウンした感じ。
まあ、大幅値下げされているから、これは仕方がないことかな。
さっそく実食レビューしていくので、よろしければ最後までお付き合いを。
個々による味覚、その時の筆者の体調や気分または嗜好などによる不確定要素を含み、すべての方に当てはまる内容ではありません。あくまでも筆者の一個人の感想と見解だということをご理解ください。
セブンイレブンの『パリパリ麺のコク旨皿うどん』を食べてみた
旧商品の容器はセパレートタイプの2段式で、麺と具材がそれぞれ分けられていた。
新商品は、麺と具材の間を透明ビニールで仕切るだけになり、器のコストを下げた様子。旧商品のほうが、完全に仕分けされているので、麺が餡の汁気でベチャつかなかったかなぁ。
リニューアル前は「もやし、キャベツ、キクラゲ、玉ねぎ、ニンジン、カマボコ、海老」といった彩り豊かな具材が揃っていた。
リニューアル後は「キャベツ、玉葱、もやし、人参、豚肉、小松菜、かまぼこ、ちくわ、コーン」と、具材の種類がパワーアップ。しかしながら、キクラゲや海老はメンバーから外されてしまい、海鮮系の旨味はスケールダウンといったところ。
さっそく麺に餡を絡めて食べてみれば、パリパリだったのがしっとりとした食感に早変わり。
餡は鶏ガラの塩気があり、魚介の旨味が染みた中華海鮮風な味わい。
とろみがあって甘味もあるけど、鶏ガラと魚介がちょうどいいバランスで利いてくるから、味に深みが出てくる。
また、胡椒のスパイス感も良いアクセントになっていて、お手本のような皿うどんの仕上がりだ。
とろとろな餡をたっぷりと揚げ麺や野菜などに絡めて口に放りこめば、麺の香ばしさと野菜の旨み、魚介が利いた餡の塩気のある味わいがいっぺんに口の中に広がってくる。
まさにこれが皿うどんの醍醐味で、確かな美味しさがここにあるのだ。
キクラゲや海老が無くなってしまったとはいえ、それでも具材がたっぷりな皿うどんなのは変わらず、かなり食べ応えがあって満足度は高い。
とくに派手な演出もないけど、安定した仕上がりの皿うどんといったところ。
この低価格からしたら、充分納得できる質感と内容だし、気軽に買える利便性も加味して、コンビニでこのレベルの皿うどんを食べることができるのは嬉しいこと。
本格的な皿うどんには敵わないのは仕方ないけれど、お値段以上のクオリティが高い皿うどんになっているんじゃないだろうか。
おすすめ度
★★★★★★★☆☆☆(星7)
※星3=基準点(及第点)
セブンイレブン
パリパリ麺のコク旨皿うどん
発売日:2020年4月29日
価格:370円(税込399円)
カロリー:1食あたり424kcal
糖質:40.8g
食塩相当量:3.4g