セブンイレブンの『チーズと大葉のミルフィーユかつ弁当』(税込540円)を紹介していくよ!
セブンの公式サイトに告知や記載もないけど、何故か新発売となっているお弁当。調べてみたところ、名称は少し違うがミルフィーユかつのお弁当は以前にも発売されていた様子。
どういう経緯で新商品として店頭に並んでいたのは分からないが、美味しそうな商品名と見た目につられて購入してきたってわけ。
チーズと大葉を挟んだミルフィーユかつのお弁当。豚ロースを重ね合わせたミルフィーユかつに、お好みで別添のとんかつソースをかけていただく。(1食当たり648kcal)
さっそく実食レビューしていくので、よろしければ最後までお付き合いを。
セブンイレブン『チーズと大葉のミルフィーユかつ弁当』を食べてみた
別添のとんかつソースは、レンジで温める前に必ずはがしておこう。
お好みでとんかつソースをかければいいのだけれど、個人的にはソースなしで食べるのをオススメしたい。
けっこう甘ったるいソースだから、ミルフィーユかつのチーズや大葉が負けちゃうんだよね。
豚ロースを重ね、チーズと大葉を挟んだ豚カツをおかずにしたお弁当。揚げた衣の香りと、ご飯から漂う紫蘇の香りが食欲を誘ってくる。
付け合わせの副菜に、「枝豆、椎茸、ひじき煮」が入った胡麻和えの切干大根も揃う。コッテリとした油物のお弁当にあれば嬉しいおかずだ。
ミルフィーユかつの下には、トマトソースで和えたスパゲティがお目見え。写真に見える量だけしか入っておらず、完全にオマケ状態な感じ。
赤しそふりかけのご飯。大盛サイズではなく、ボリュームはそれほどないが、紫蘇の風味が食欲を増進させる。
ミルフィーユかつは、薄い肉厚の豚ロースを重ねているだけあって、ものすごく優しい歯ごたえ。
やわらかくて食べやすく、豚肉の甘みとチーズのコクを楽しめるし、大葉の香り立ちがいいね。
一枚一枚の厚みはないので、豚ロースのジューシー感は弱くなるけど、衣の油脂によって程よいコッテリ感は演出されている。
豚肉の甘みは持ちつつも、サッパリとした鶏むね肉のカツを食べているのに近い感覚かな。
豚ロースに、トロリとしたチーズの濃厚なコクと、大葉の爽やかな香りが絶妙の組み合わせ。
さすがにサクッとした衣ではないけれど、ミルフィーユ状に仕立てた豚ロースの食感がとっても優しく、食べ応えのある豚カツになっている。
また、とんかつソースをかければ、フルーティな甘みとコクが加わり、味変していただくことができる。
ソースがなかなか濃い味なので、チーズや大葉をより楽しみたいのなら、ソースをかけずにそのまま食べたほうがいいかな。
総評、おすすめ度
★★★★★☆☆☆☆☆(星5)
※星3=基準点(及第点)
電子レンジで温めるタイプのお弁当だから、サクサクとした衣ではないが、ミルフィーユ状に仕立てた豚ロースのやわらかい食感を楽しめるお弁当になっていた。
分厚い豚ロースのジューシーさと旨味は感じず、ガッツリ系の豚カツとは違い、豚肉の甘みと肉感は持ちつつも、サッパリとしたチキンカツの感覚で食べることができる。
500円(税抜)という価格は妥当な線だけど、よく食べる方には物足りないボリュームだろう。
ミルフィーユかつの食感を楽しみたいのなら大アリだけど、お腹を満たすだけの目的なら、敢えてこのお弁当を選ばないほうがいいかも。
個々による味覚、その時の筆者の体調や気分または嗜好などによる不確定要素を含み、すべての方に当てはまる内容ではありません。あくまでも筆者の一個人の感想と見解だということをご理解ください。