セブンイレブンの『イカフライ&白身フライ御飯』を紹介していくよ!2019年8月20日に新発売したコンビニ弁当で、価格は370円(税込399円)。
「イカフライ」と「白身フライ」をメインのおかず、「きんぴらごぼう、玉子そぼろ」を副菜に盛り付けた、小さいサイズのお弁当。別添のタルタルソースをお好みでかけて食べるとのこと。(1食あたり648kcal)
さっそく実食レビューしていくので、よろしければ最後までお付き合いを。
セブンイレブン『イカフライ&白身フライ御飯』を食べてみた
別添のタルタルソース付。レンジで温める前に必ずはがしておくのをお忘れなく。
おかか佃煮をまぶしたご飯の上に、「ソース付イカフライ、白身フライ、玉子そぼろ、きんぴらごぼう」がのっかっている。小さいサイズのお弁当だが、器一杯にご飯が盛りつけられているから、それなりにボリュームがありそうだ。
主役のイカフライが3切れ。ジューシーな衣で包まれた厚みのあるイカで、衣に味付けされたソースの香ばしさが食欲を誘ってくる。
よくあるお弁当のイカフライにありがちな、変に歯切れの悪い食感の安っぽさはまったくない。
イカの身は柔らかくプリッとした歯ごたえで、海鮮系の甘みがある味わい。
ソースがベッタリついているので、衣にサクサク感はないが、噛めばじゅわっとソースの甘辛さと油脂のコクが溢れ出してくる。
まったりとした甘辛さだからクセがなく、イカの旨みを損ねることのないイカフライを楽しめるのだ。
白身フライには、やっぱりタルタルソースが似合う。イカフライに対して半身のものが1切れだけど、それなりに大きさはあるから不満はない。
白身フライの中身は「ホキ」。フィッシュバーガーやのり弁当の白身フライでよく使われる魚だ。
身の柔らかさがあり、余分な脂分のない上品な味わい。その分、旨みは少し淡白ではあるけど、衣のコクとタルタルソースの酸味で味にアクセントをつけた、オーソドックスな白身フライになっている。
サクサクな衣ではなく、よくあるスーパーなどのお弁当にあるような白身フライみたいな感じ。
無難な仕上がりだけど、イカフライと比べてみるとインパクトに欠けるのは否めない。
おかか佃煮は多くはないけど、甘辛さをご飯につけてくれるので、なかなか粋な感じでいただける。海苔弁当の海苔や昆布に通じる美味しさだ。
玉子そぼろとご飯を一緒に頬張るのも良い。甘い味付けだから、これがまた箸がすすんで仕方ない。
「ごぼう、こんにゃく、人参」のきんぴら。粒胡麻で和えたシンプルなきんぴらで、控えめな味の濃さが箸休めにはちょうどいい。
イカフライのボリュームがあり、ご飯もけっこう盛ってあって、小さい器のお弁当のわりには食べ応えがある。
おかか佃煮や玉子そぼろも、ちょっとした賑わいを与えてくれて、食べていてなかなか楽しいお弁当だ。
男性だとこれ1個ではお腹は満たされないが、女性にとっては充分満足のできるサイズで、お得にいただける逸品じゃないかな。
総評、おすすめ度
★★★★☆☆☆☆☆☆(星4)
※星3=基準点(及第点)
イカフライは衣のサクサク感はないものの、身が柔らかくてソース味とも相性が良く、コンビニ弁当としては上質なイカの旨みを楽しめる。
また、もうひとつのメインになる白身フライは、それほど特色のないシンプルな仕上がりで、どこにでもあるようなお弁当の範疇といった感じかな。
税込399円なら、価格相応といったところだけど、男性だともう一品追加で買い求めることになりそうだから、結局高くついてあまりコスパがいいとは言えないかも。
女性やお子さんなら、ジャストなサイズでリーズナブルなお弁当なんじゃないかな。
個々による味覚、その時の筆者の体調や気分または嗜好などによる不確定要素を含み、すべての方に当てはまる内容ではありません。あくまでも筆者の一個人の感想と見解だということをご理解ください。