コンビニやスーパーなど、冷やし系のチルド麺ばかりが商品棚に陳列されていると、いよいよ温かい春を迎えたんだと、季節の流れをふと感じるわけで。
今日のお昼に寄ってみたセブンイレブンも言うに及ばず、軒並み揃うオニギリや弁当の横に冷やし系のチルド麺がズラリと並んでいた。
冷たい麺をつるっとイキたい衝動に駆られ、どれにしようか迷った挙句、購入してきたのは『6種具材のこだわり冷し中華(マヨ付)』、価格は460円(税込496円)。
「チャーシュー、錦糸玉子、きゅうり、キクラゲ、わかめごま和え、紅生姜」を彩りよく盛り付けた、冷し中華。鶏ガラ、豚ガラの旨味をベースに、まろやかな酸味がある醤油スープでいただくとのこと。(1食あたり570kcal)
見るからに具材豊富なのが分かる冷やし中華になっていて、すごく食べ応えがありそうだ。
さっそく実食レビューしていくので、よろしければ最後までお付き合いを。
個々による味覚、その時の筆者の体調や気分または嗜好などによる不確定要素を含み、すべての方に当てはまる内容ではありません。あくまでも筆者の一個人の感想と見解だということをご理解ください。
セブンイレブンの『6種具材のこだわり冷し中華(マヨ付)』を食べてみた
2段式の器になっていて、上のトレーには「チャーシュー、錦糸玉子、きゅうり、キクラゲ、わかめごま和え、紅生姜」が小分けされている。
そして、下の器には中華麺と別添品が入っている。
別添品は、「スープ、和からし、マヨネーズ」の3つ。
「からしマヨネーズ」のみの1袋じゃなくて、「和からし」と「マヨネーズ」が分かれているのがいいよね。
好きなほうだけを選べるし、もちろん両方かけちゃってもいいし。
さっそく作っていくが、まずはスープを麺にぶっかけていく。けっこう麺がくっついていたので、しっかりと混ぜてほぐしてやろう。美味しくいただくためには大切なことやね。
トレーにのってる具材たちを器にトッピング。なかなか壮観な見た目で、美味しそうな冷やし中華じゃないか、これは!
胡麻と磯の風味が穏やかに香る「わかめごま和え」。わかめ独特の食感と、ひやっとした冷たさで、冷やし中華の味わいを盛り立てる。
瑞々しくシャキシャキな「きゅうり」は、冷やし中華では定番中の定番な具材。
「きゅうり」があるのとないのでは、サッパリ感が大きく違ってくる。派手さはないが、まさしく縁の下の力持ちといった具材だ。
細切りにされた黄の色味が映える「錦糸玉子」。ふわっと柔らか食感でちょどいい甘さ。これも冷やし中華では外せない具材だ。
「ハム」が入っている冷やし中華もアリではあるけど、ここは豪華に「チャーシュー」でいきたい。
しっとりとした食感で、余分な脂がないおかげでサッパリとした肉の旨み。
細切りなので、強い食感と味ではないが、爽やかな冷やし中華を邪魔することなくピンポイントで合っているんだよね。
地味に嬉しい「紅生姜」は量が少ないのであまり存在感はなかったが、「味付くらげ」のコリっとした食感は、麺やほかの具材たちのなかに入り込むと、いいアクセントになっていた。
つるっとのど越しの良い中華麺と、バラエティ豊かな具材たちにマヨネーズをたっぷりかけて食べるのが、冷やし中華の醍醐味。
マヨネーズ無し派も多いかもしれないが、冷やし中華は、やっぱりこうやって食べるのが一番うまい!
ぷるぷるっとした弾力がある、中細の中華麺。
コシが強めで、のど越しがよく、つるっと滑り込むように口の中に入ってくるね。
穏やかに香る小麦と、もっちり食感がいかにも冷やし中華っていう感じでいい。
「マヨネーズ」のコクと、酸味の利いた醤油スープのバランスがいいね。
「マヨネーズ」が出しゃばりすぎなことはなく、ほのかに鶏や豚の甘さとまろやかな酸味を感じる。
じみじみとした動物系と醤油の甘さに、酸っぱすぎない絶妙な酢の酸味とレモンのスッキリとした香りが加わることで、まさしく暑い夏にぴったりで爽やかな味わい。
そこに「和からし」の程よい辛みがピリリと味を引き締め、レモン果汁による柑橘系のキリっとした香りがふわっと口の中で広がり、優しい後味をもたらしてくれるのだ。
総評:
★★★★★☆☆☆☆☆(星5)
※星3=基準点(及第点)
いろいろな具材の食感を楽しめていいし、マヨネーズのコク、スープの酸味、具材の旨味を、麺に絡めていっぺんに頬張るのが幸せ。
冷やし中華らしい具だくさんの内容で満足度があるし、麺量もけっこうあったので食べ応えは充分すぎるほど。
これだけたくさんの具材を自分で揃えるのって手間だし、何よりコストがかかりそう。
460円(税込496円)という価格はとてもリーズナブルだろうし、こうやってセブンイレブンで手軽に美味しい冷やし中華をゲットできるっていいよね。
気になる方は、ぜひ食べてみてね!