セブンイレブンの『飛騨トマト&玉子焼きサンド』を紹介していくよ!2019年9月3日に新発売したサンドイッチで、価格は298円(税込321円)。
味が濃く、果肉の食感がしっかりした飛騨トマトを使用したサンドイッチ。ポークハム、鉄板で丁寧に焼き上げた玉子焼き、食感のよいきゅうりを組み合せ、食べ進みよく仕立てたとのこと。
さっそく実食レビューしていくので、よろしければ最後までお付き合いを。
セブンイレブン『飛騨トマト&玉子焼きサンド』を食べてみた
シールを貼って、「飛騨トマト」をしっかりとアピールしたパッケージに目を奪われ、引き寄せられるように手に取ってしまうサンドイッチだ。
岐阜県の飛騨地方は、JA(農業協同組合)における出荷量は夏秋期だけなら全国1位を誇るらしく、全国的にも有名なトマトの名産地。
3000m級の高い山々に囲まれた高冷地であり、昼夜の寒暖の差、山から流れ出るミネラル豊富な水と、恵まれた環境で育ったトマトだというのだから、これは美味しいトマトに決まっている。
「飛騨トマト」を筆頭に、「ポークハム、キュウリ、玉子焼き」を挟み込む。そんな贅沢なサンドイッチが2つ入っている。
ミルフィーユ状に重なったポークハムの上に、スライスされたトマトが並ぶ。味付けはファットスプレッドが主体となるようだ。
ファットスプレッドって何!?ってことだけれど・・・
日本農林規格(JAS)では、マーガリン類に属するもののうち、食用油脂の割合が80%未満のものをファットスプレッドと呼び、80%を超えるものをマーガリンと呼ぶ。
出典元:ウィキペディア
一応、マーガリンの仲間だけど、食用油脂の割合で名称が変わるってことやね。
鮮やかな色味で瑞々しさが伝わってくる「飛騨トマト」。トマトのサンドイッチって大好きだから、めちゃ期待しまくってしまう。
反対側をペロッとめくると、玉子焼きとご対面。見えにくいけど、その下にはキュウリもある。
こちらは、玉子焼きとよく合うトマトケチャップソースで味付けを施しているようだ。
トマトは、水分をたっぷり含んだ瑞々しさが際立つ、濃い甘みと香り。
しっとりとしたポークハムはやや塩気があり、玉子焼きはふわっと柔らかく、キュウリのザクッとした食感が良いアクセント。
ファットスプレッドはマーガリンよりも軽めの口当たりで食べやすい。玉子焼き側に塗られたトマトケチャップソースは酸味がけっこうあり、飛騨トマトの旨みとうまく絡み合う。
それらすべてを包み込むように、飛騨トマトの旨みがまとめ上げ、バラエティ豊かな味と食感を楽しめるサンドイッチになっている。
ファットスプレッドやトマトケチャップソースを軸にした味付けと、トマトを中心に「ポークハム、玉子焼き、キュウリ」の様々な食感と旨みをいっぺんに味わえるが、最後にはトマトの旨みが口いっぱいに広がってくる。
自然豊かな恵まれた環境で育った飛騨トマトの味わいを、思う存分楽しめるサンドイッチで、トマト好きにはたまらない美味しさになっているはずだ。
総評、おすすめ度
★★★★★★★☆☆☆(星7)
※星3=基準点(及第点)
「飛騨トマト」という看板を背負ったサンドイッチで、商品棚に並んでいるときから、ほかの商品よりも魅力を発してくるサンドイッチだった。
食べてみても期待を裏切らぬトマト感で、飛騨トマトの濃い甘みと風味を思う存分に味わうことができる。
価格は298円(税抜)と少々お高いが、ふつうのサンドイッチよりもパン生地が1枚ずつ多く、トマトと玉子焼きも入ってボリュームもあるから、それほど値段は気にならない。
寧ろ、この飛騨トマトのクオリティなら、値段相応のサンドイッチといったところだろう。
ただ残念なのは、セブンの公式サイトの情報によれば、岐阜県限定での販売だということ。
これだけ美味しい飛騨トマトなんだから、同じ岐阜県内だけではなく、全国的にもっとアピールすればいいのにって、勿体ない気がしてくる。
もし、岐阜に立ち寄ることがあれば、ぜひ食べてみてほしいかな。
個々による味覚、その時の筆者の体調や気分または嗜好などによる不確定要素を含み、すべての方に当てはまる内容ではありません。あくまでも筆者の一個人の感想と見解だということをご理解ください。