今回は、セブンイレブンの『熟成肉の特製牛丼 具の大盛』(税込429円)を紹介していくよ!
商品名にあるように、具が大盛りの牛丼だけど、吉野家でいえば「アタマの大盛」ってヤツやね。
「牛丼」と聞いて頭に思い浮かべるのは、やっぱり「吉野家」「すき家」「松屋」の三大牛丼チェーン店だろう。
三者三様のコダワリを持った牛丼は、それぞれに個性があり、それぞれにファンがいるわけなのである。
ラーメンも好みが分かれるけれど、牛丼も同じように好みがあって難しいんだよね。
そんななか、セブンイレブンの牛丼は、強敵である牛丼チェーン店とどこまで勝負できるのか、その辺が気になるところだ。
セブンイレブン『熟成肉の特製牛丼 具の大盛』を食べてみた
別添の七味唐辛子はお好みで。量は少ないので、ドバドバにかける派にとっては、牛丼チェーン店のほうに利があるかな。
下の器に白米、上のトレーに具材を盛り付けた、セパレート式の器。トレーの具材をご飯にのせるだけで完成だ。
牛肉と玉葱がたっぷり!甘いつゆの香りと、しっかり煮込まれた牛肉や玉ねぎの色味が食欲を誘ってくる。
脂がのった牛肉で、口の中でとろっと溶けていく柔らかさ。しっかりと煮込まれていて、甘めの濃い味付けだ。
とにかく牛肉の脂がたっぷり染み出していて、ガツンとコッテリ感のある仕立て。
ご飯や玉葱も、牛肉のジューシーな油脂と甘いつゆを吸っているから、食べ進みがめちゃくちゃいい。
一気に掻き込んで食べたくなってくる、ガッツリ系の牛丼だ。
玉葱はとろとろで、つゆの甘さが浸透してて味わい深い。
また、大きめにカットしたものもあり、そちらはシャクっとした歯触りのあとに、とろけるような食感となっていて、これがまた一興の美味しさだ。
気になるところは、あまりにもコッテリとしているから、食べ進めていくと脂っぽくなってクドさが出てくることかな。
別添の七味唐辛子で辛味と香りのアクセントをつけると、多少なりにサッパリ感は出るけど、この濃いめの味付けはオジサンになるとキツイ。
牛肉の油脂感が強く、三大牛丼チェーン店とはまたひと味違った方向性の味で、食欲旺盛な若い方なんかが好きそうな感じやね。
個人的には途中で脂っぽいと感じたけれど、ガッツリとした食べ応えの牛丼を求めるならオススメ。
牛肉の量も牛丼チェーン店に引けを取らないし(吉野家の並よりは見た目からして多い)、味も独自路線を追求していて個性もある。
この牛丼が税込429円で食べられるのなら、もはや言うことはないかも。
おすすめ指数
★★★★★★☆☆☆☆(星6)
※星3=基準点(及第点)
熟成肉の特製牛丼 具の大盛
価格:398円(税込429円)
熱量:1食あたり640kcal
糖質:76.7g
商品の特徴&おすすめポイント
・甘めのつゆでしっかり煮込まれた牛肉と玉葱
・価格からすると充分な具材のボリューム
・コッテリ感があって食べ進みがよく、ガッツリ派におすすめ
気になるところ
・人によっては、脂っぼさを感じ、途中でクドくなるかも
個々による味覚、その時の筆者の体調や気分または嗜好などによる不確定要素を含み、すべての方に当てはまる内容ではありません。あくまでも筆者の一個人の感想と見解だということをご理解ください。