今回は、2019年12月10日に新発売した、日清食品の「日清のどん兵衛 マシマシ篇 ガチニンニクバター味噌」(税込237円)の実食レビュー。
セブンイレブン限定のどん兵衛になっていて、「マシマシ篇」第2弾として登場したカップ麺だ。
どん兵衛なのに縦型カップってのは見慣れないが、セブン限定の特別バージョンとしての雰囲気は出ているよね。
「マシマシ」なんて商品名についているし、二郎インスパイア系のどん兵衛と言っても過言ではないだろう。
第1弾は正油味だったが、今回は味噌バター味。
ニンニク&バターの濃厚な味わいで、やみつきになる美味しさだけど、たっぷりなニンニクの洗礼を受けることもあり、ブレスケアは必須かも。
セブン限定『日清のどん兵衛 マシマシ篇 ガチニンニクバター味噌』を食べてみた
「ニンニクバター味噌」ではなく、「ガチニンニクバター味噌」って、これはハンパないニンニクを味わうことができそう。
かやくは、「にんにく、バター風味油脂加工品、キャベツ、チーズ風油脂加工品、コーン」といった品揃え。
バター系のカップ麺なのに、バターオイルのような小袋が同封されているわけでもなく。
その代わりに入っているのが、キューブ状になったバター風味油脂加工品(黄色いキューブ)。
チーズもチーズ風油脂加工品ということで、本物感のあるコクは楽しめないかなぁってとこ。
良くも悪くもカップ麺のかやく具材といった印象だ。
縦型カップになっても、湯戻しは5分間。
濃いめの味噌とバター風味、そしてニンニクがガツンとした香り立ち。
定番の味噌バターに、ニンニクを組み合せた異色のどん兵衛は、はたしてどんな味わいなのか。
まずスープからいってみたけど、とにかく凄いニンニクの香り。
そして、ニンニクのあとにバターの風味も広がってきて、この香りの2重奏でかなり食欲を刺激される。
ひと口飲んでみると、まず訪れるのは、芳醇な味噌とバターの風味。
そのあとに、ガツンとくるニンニクの旨味と風味が、まるで襲い掛かってくるような激しさ。
とにかく濃厚なコクのある味噌味になっており、味噌、バター、ニンニクのそれぞれの主張が強い。
口の中が、旨味のある味噌バター、パワフルなニンニク感で埋め尽くされるわけで、とにかく尖りがあるジャンキーな味わいって感じ。
とはいえ、この暴力的とも言える味わいのなかに、チーズの旨味を奥底に忍ばせていることからも、複雑味のある仕立ても垣間見ることができる。
麺にスープがしっかり絡むところは、さすがどん兵衛。
いつも食べているどん兵衛よりも、若干コシがあるような気も。
ただ、麺の弾力が硬いところと柔らかいところがあったりして、食感にムラがあるのが少し気になるかなぁ。
これは湯戻しが行き届いていない感じがするので、5分の指定時間よりも長めの時間をとったほうがいいかも。
具材は、キャベツやコーンが入っている。
ニンニクも具材としてあるんだけど、どちらかというとスープに寄与する役目を担っているね。
もちろん、キャベツとコーンは、味噌スープにバッチリ合うので、美味しくいただけるのは至極当然のこと。
味噌味のうどんだが、名古屋名物の味噌煮込みうどんとは違い、ニンニクをガッツリ利かせた味噌ラーメンのような味わいだった。
ラーメンの麺ではなく、どん兵衛なので平打ちのうどん麺を使っているが、濃厚な味噌バターのスープと麺の相性は抜群に良い。
肉系具材がないので、220円(税込237円)はお高く感じるが、この突き詰めたジャンクな味わいはクセになる美味しさ。
食べれば、ガツンとしたニンニクと味噌バターの旨味で、ポカポカと身体が温まってくるし、この冬イチオシなカップ麺のひとつだとオススメしたい。
おすすめ指数
★★★★★★★☆☆☆(星7)
※星3=基準点(及第点)
日清のどん兵衛 マシマシ篇 ガチニンニクバター味噌
発売日:2019年12月10日(セブン限定販売)
価格:220円(税込237円)
熱量:436kcal
食塩相当量:7.1g
商品の特徴
・ニンニクを利かせた濃厚な味噌バター味のどん兵衛
・とにかくガッツリ感がハンパない味わい
・チーズの旨味を奥に忍ばせる、ジャンキーながらも複雑味のある仕立て
個々による味覚、その時の筆者の体調や気分または嗜好などによる不確定要素を含み、すべての方に当てはまる内容ではありません。あくまでも筆者の一個人の感想と見解だということをご理解ください。