セブンプレミアムの「銘店紀行」シリーズのうちのひとつ、『銘店紀行 博多だるま』が2020年03月23日にリニューアル!価格は税込224円。
リニューアル後(新):左/リニューアル前(旧):右
この商品は、博多豚骨ラーメンを代表する老舗「博多だるま」の味わいを再現した、縦型のカップ麺。
お店ならではの具材を“特盛”にして生まれ変わったとのことで、「特盛ネギ、チャーシュー、キクラゲ」をのせた、食べ応えのある一杯になっているとのことだ。
さっそく実食レビューしていくので、よろしければ最後までお付き合いを。
個々による味覚、その時の筆者の体調や気分または嗜好などによる不確定要素を含み、すべての方に当てはまる内容ではありません。あくまでも筆者の一個人の感想と見解だということをご理解ください。
セブンプレミアムの『銘店紀行 博多だるま』を食べてみた
昭和38年に創業した「博多だるま」。背脂たっぷりのスープと極細麺の組み合わせが大人気で、今もなお博多を代表する、一目置かれた老舗ラーメン店なのだ。
リニューアルで変わった最大のポイントは、ネギが増量して“特盛”になったこと。これにより、福岡が誇る有名店の味が、さらに食べ応えアップしたってわけだ。
リニューアル後(新):左/リニューアル前(旧):右
別添品は、2品とも後入れの「特製オイル」だけで、パッケージデザインから、その大きさまで全く同じ。
指で袋を押してみても、弾力の硬さは変わらない。
どうやら、「特製オイル」はリニューアル後でも、使いまわしそのままのようだ。
リニューアル後(新):左/リニューアル前(旧):右
かやくの内容は、新旧ともに変わらず、「チャーシュー、ねぎ、背脂加工品、キクラゲ」といった内容。
リニューアル後で「ねぎ」が特盛になったとのことだけど、確かにリニューアル前より量は大幅に多い。
でも、パッと見た感じは、旧商品よりもチャーシューやキクラゲが若干減っているのは気のせいか・・・!?
こちらはリニューアル前のかやく具材。
そして、こっちがリニューアル後のかやく具材。
期待したほど特盛ってわけじゃないけど、葱はたっぷり入っている。
葱に隠れて埋もれてしまい、チャーシューの量が少なく見えるが、実際に食べてみても旧商品よりも若干少なくなっている。
なんか、“特盛ネギ”という看板でワクワクとした気分になった束の間、チャーシューを僅かながらでも減らすっていうのは残念極まりない。
新旧どちらも熱湯3分で完成。ちなみにこっちは旧商品のできあがった姿。
新商品は、葱がテンコ盛りで麺が見えないほど。これだけ葱たっぷりだと、いい意味で青臭さがあって、豚骨スープの風味が豊かになる。
新旧のスープ(写真は新商品のスープ)を飲み比べてみたが、どちらもコッテリ&アッサリが合わさった豚骨味がベースになっている。
基本的に芯となる味は変わらないが、背脂の利かせ方に違いが。
旧商品よりも、新商品のほうが油脂のコクが強く、スープにも凝固した背脂が少し浮く。
背脂がスープにほとんど溶け切った旧商品に対し、それだけ背脂を効かせているわけだ。
ただ、段違いに背脂の油脂感に差があるわけではなく、新商品のほうが味に若干厚みがあるかなって感じ。
2品を同時に食べ比べてみて、はじめて味の違いがわかるレベルやね。
麺は、新旧で違いはないかな。
本家の極細まではいかないが、カップ麺にしては極細麺と言っていい細さ。
博多豚骨ラーメンの、ちょっと粉っぽい表面がそれっぽい雰囲気だ。
縦型カップは油揚げ麺が多い中、ノンフライ麺を使用しており、食感は生麺にちかい。
とくにリニューアルで少しパワーアップした、たっぷりの背脂の甘味と風味が豚骨スープによく馴染んでおり、それを極細麺に絡めて、ずるずるっとイケちゃうのが最高なのである。
総評:
★★★★★★★☆☆☆(星7)
※星3=基準点(及第点)
リニューアルで葱が増量されたけど、その代わりにチャーシューが少し減ったのが悔やまれる。
チャーシューはそのままで、葱だけ特盛になっていたら、まさに神リニューアルだったんだけど・・・。
背脂の油脂感に若干違いがあったけど、新旧でそれほど味の差の広がりはないかな。
“こってり”しつつも、“あっさり”とした口あたりの豚骨スープは鉄板の美味しさってとこやね。
とにかく、博多豚骨ラーメンの老舗「博多だるま」の味を、自宅に居ながら楽しめるのが最大の魅力だ。
気になる方は、ぜひ食べてみてね!