遠足や運動会などのお弁当で定番のおにぎりと言えば「鮭おにぎり」。
子供も大好きなおにぎりとして、ブッチギリで第1位に君臨しているといってもいいだろう。
小学3年の我が息子もかなりの鮭おにぎりマニアで、オヤツにポテチなどは選ばずにもっぱら「鮭おにぎり」を嬉しそうに持ってくる。
そんな息子のイチオシはセブンイレブンの「紅しゃけ」らしいんだけど、今回リニューアルして新たに登場となったようだ。
こちらがそのセブンイレブンの鮭おにぎり『手巻おにぎり 旨味熟成紅しゃけ』、価格は変わらず140円(税込151円)。
旨味のある紅しゃけを中具にした手巻おにぎりです。紅しゃけをじっくり熟成させて、直火で炙って香ばしさを引き立てました。(1食あたり173kcal)
2020年2月25日に新発売となったリニューアル商品で、紅鮭を中具にした手巻おにぎり。
振り塩をして熟成させ、直火で炙って香ばしさを醸し出す「紅しゃけ」が入っている。
鮭おにぎり1個で140円(税込151円)はお高いけれど、その分「セブンの鮭おにぎりはうまい!」と感銘を受けるほどポテンシャルは高いのだ。
では、さっそく実食レビューしていくので、よろしければ最後までお付き合いを。
個々による味覚、その時の筆者の体調や気分または嗜好などによる不確定要素を含み、すべての方に当てはまる内容ではありません。あくまでも筆者の一個人の感想と見解だということをご理解ください。
セブンイレブンの『手巻おにぎり 旨味熟成紅しゃけ』を食べてみた
農林水産省とともに、米の消費拡大に向けた取り組みを推進しているとのことで、精米から炊飯までこだわった米を使用。
玄米から選別機を使ってサイズで分け、それぞれのサイズに適した精米をすることで、米が本来持つ美味しさをより惹きだすことができるという。
海苔は九州有明産の焼き海苔。海苔の香りと旨みを惹き出す新製法を採用している。
具材の紅鮭から、米、海苔の素材のすべてにこだわることで、大幅に質感が上がるわけで。
「セブンの鮭おにぎりがいちばんうまい!」と、鮭おにぎり好きも納得の仕上がりなのである。
ふたつに割ってみたけど、相変わらず「紅しゃけ」がたっぷり入ってて嬉しいね。
この具材のボリューム、さすがにお高めなおにぎりだけはある。
スーパーの鮭おにぎりだとこうもいかないし、ほかのコンビニの鮭おにぎりよりも具材が多いような気する。
鮭の身は粗目で大きく、しっかりと口の中に鮭の食感と旨味がのこる。
振り塩を施してはいるが塩気は控えめ、というかほとんど感じないかな。
食べてみれば、ご飯の甘みと海苔の磯風味と相まって、鮭の炙った香ばしさが穏やかに口の中に広がってくる。
紅鮭の味はほかのコンビニとそんなに大差はないけれど、ご飯にバッチリと合う炙り風味としっかりとした鮭の食感が秀でている印象だ。
パリパリッとした海苔の香ばしさに、優しく握られたご飯は空気を纏い、ポロッとこぼれそうなフワッした食感。
そして身が大きく食べ応えのある「紅しゃけ」。
たかが鮭おにぎりと侮ってはいけない。
すべての素材にこだわったバランスの良さが的を外さない定番で確かな味わいをつくり出し、子供から大人まで直観的に美味しいと感じさせる仕上がりになっている。
もう少しお安いと言うことないんだけど、やっぱり「お前がナンバーワンだ!」と納得させられた鮭おにぎりだったかな。
総評:
★★★★★★★★☆☆(星8)
※星3=基準点(及第点)
コンビニのなかでは、セブンイレブンの鮭おにぎりがいちばん旨いとの噂もあり、その評判どおりの純粋に美味しい鮭おにぎりだった。
140円(税込151円)という値段はちょっとお高いけれど、中具の鮭も多くて食べ応えがあり、クオリティの高さはピカイチ。
スーパーの鮭おにぎりとは比較にならないほどだし、ほかのコンビニの鮭おにぎりと対峙しても一歩抜きんでたポテンシャルがある。
ツナマヨネーズのおにぎりが勢いづいた人気があるけれど、おにぎりの基本はやはり鮭おにぎりだと思わせてくれる美味しさだったかな。
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