「徳政(とくまさ)」とは、大阪を中心に展開するカレーうどんが名物のチェーン店です。店舗数が少なく、大阪以外には兵庫に数店舗と博多に1店舗あるのみ。地域限定的で決して大きなチェーン店ではないですし、馴染みのない方も多いではないのでしょうか。
当然、岐阜っ子の僕も知りませんでしたが、この「徳正」の商品って日清食品からいろいろと発売されているんですよ。
チルド(冷蔵)麺の『得正 カレーうどん 2人前』、冷凍麺の『冷凍 日清得正 カレ-うどん』、アルミ鍋タイプの『鍋焼うどん 得正 カレーうどん』の3品が有名店シリーズとしてラインナップされていて、有名店のカレーうどんを気軽に楽しめちゃうってわけです。
そして本日の一品は、この有名店シリーズのひとつであるアルミ鍋で味わう『鍋焼うどん 得正 カレーうどん』。
希望小売価格は332円(税別)で実際の購入価格は298円(税別)。
あまり割引率は良いとは言えません。人気商品ってことみたいですね。近畿限定の販売ってことでしたが中部の岐阜県でも手に入れることができました。
もちろん「徳正」監修のもと日清食品がつくりあげた「カレーうどん」とのこと。
「甘くて辛いカレーうどん」!?
ほほぅ、そうきたか。甘いのに辛いってどういうことか、食べてみてのお楽しみってことやね。
実際のお店で食べたことがないので、どのように再現されているとかっていうのはコメントできませんが、「徳正」と「日清」がコラボした「カレーうどん」をしっかりと味わって実食レビューします!
「徳正」の鍋焼きカレーうどん★美味しくするには、しっかりと混ぜてカレーつゆを馴染ませるべし
購入したスーパーで見かけたときから、このパッケージの写真ってホントに美味しそうな「カレーうどん」になっていて惹きつけられたんですよね。
極太サイズのうどん麺がズッシリで、揚げ玉やビーフのトッピングが食欲をそそってきますよね。
カロリーは502kcal。
うどんって意外にカロリーは高いですが、「カレーうどん」ってガッツリと食べるものなので、カロリーを気にしてちゃダメ。
別添品は「粉末スープ、かやく、大豆ビーフ」。
カレーにあったら嬉しい具材である「牛肉」は、大豆を加工した「大豆ビーフ」での代用。
こういったことはインスタント麺などの具材ではめずらしくはないですが、この「大豆ビーフ」がどこまで本物感を演出してくれているのか気になるところです。
うどん麺はしっかりとパッケージングされています。
生麺タイプの極太麺で、かつての「ごんぶと」を思い起こさせます。あの麺は最高でした。
つくり方はいたって簡単。まずはアルミ鍋に水を注いで沸騰させ、麺を入れます。
麺を入れてから、「大豆ビーフ」も加えます。
麺と一緒に煮込んでやるわけです。時間は2分くらいとのこと。
そのまま煮込み続けて、つぎは「粉末スープ」で“カレーつゆ”をつくります。
おおっ、カレーの香りがたまらんですよ。
トロトロなカレーにするために「美味しくなぁ~れ♪」って、しっかりと混ぜながらさらに煮込みます。2分間程度でオッケーでした。
そして最後の仕上げに「かやく」の“揚げ玉”を投入。
これで「徳正」×「日清」の「カレーうどん」のできあがり~!
香りも良くて美味しそうなカレーができましたが、カレーを混ぜていたら「大豆ビーフ」が「どこいった!?」状態。
揚げ玉しか目につきませんので、ちょっと寂しい気も。お好みで「ネギ」や「揚げ」なんかをトッピングしてみてもいいんじゃないでしょうか。
[adchord]日清『鍋焼うどん 得正 カレーうどん』★大阪で有名な徳正のカレーうどんを食べたら美味すぎた
さっそくいただきます!
おおっ!
濃厚!
こりゃうまいぞっ!
「甘くて辛い」
これ、よくわかりますよ。
ホント濃厚なカレーになっていて、甘くてコクのある味。その甘さの後から香辛料のほどよい辛さがピリっと。
ほんのりとした辛さなのでお子様でも大丈夫そう。
そして、ものすごい“とろみ”のあるカレーつゆで、このトロトロ感がたまらないんですよ。
「カレーうどん」なだけに、とろみのある甘辛カレー味の中に鰹だしがしっかりと利いているのがわかりますが、どちらかと言えば“だし”よりもカレーのほうが前に出てくるバランスです。ご飯で食べてもバッチリと合うはず。
これがインスタントっていうのは驚きですね。濃厚なカレー感で甘さと辛さが見事に惹き合っている調和のとれた味。
この極太麺にカレーつゆがよく絡んで激うまなわけなんですよ!
もうね、ちゅるちゅる!
ガッシリとした食べ応えで満足度は高いです。熱々のカレーが絡んだ極太麺を豪快にズルズルっと汗だくになりながら食べるっていうのが醍醐味ですよね。
これは「うまい!」としか言いようがないくらい。この「カレーうどん」、甘辛な美味しさをめちゃ堪能できます!
「牛肉」をモチーフとした「大豆ビーフ」は一つ一つが小さめですが、食べてみればなかなかな味わい。
もともと味付けがされていて、味そのものは甘め。肉っぽい歯ごたえになっていますし、ビーフカレーのような味わいにカレーの味をより一層惹きたてていました。
「揚げ玉」のほうはというと、粒が小さいのでサクサクな食感は弱めです。
食べ始めは良いんですが、カレーつゆが浸透してくると完全にその存在感は薄まり、食感や味はほとんどナシな状態に。もうすこし大きめの粒であれば、カレーつゆに負けてしまうことはなかったかもしれません。
[adchord]大阪「徳正」のカレーうどん★カレーとうどん麺が最高レベルにうまい!
今回は、大阪の有名店「徳正」監修による日清『鍋焼うどん 得正 カレーうどん』を食べてみました。
はっきり言って「うまかった」です!
甘辛で濃厚なカレー味で、甘さのあとにちょうどいい辛さがやってくる、甘さと辛さのバランスがとても良い仕上がり。そのカレー味を極太麺がしっかりと絡めとってきてくれて、食べ応えのある一品になっています。
具材の「大豆ビーフ」はビーフカレーのような味わいを演出してくれていましたが、「揚げ玉」はオマケ程度と割り切りが必要ですね。
それ以外はかなり高い水準にある一品ですし、「カレーうどん」好きな方にはぜひ食べてみてほしいですね!
個々による味覚、その時の筆者の体調や気分または嗜好などによる不確定要素を含み、すべての方に当てはまる内容ではありません。あくまでも筆者の一個人の感想と見解だということをご理解ください。