「日清麺職人」は、まるで生麺のような食感を気軽に味わえることで人気のあるカップ麺のシリーズ。
とくに主婦層を中心とした女性からの支持を得ているようで、2000年の発売から今日に至るまでいろいろな新商品を展開してきていることから、今ではポピュラーなカップラーメンの地位を確立したことを物語っている。
本日の2019年1月19日時点では全10種類の味が揃う。
- しょうゆ
- みそ
- 柚子しお
- 担々麺
- とんこつ
- 黒酢サンラータンメン
- 台湾ラーメン
- トマト味
- ふぐだし
- 鴨だし
しかも今月28日には、「梅しお」、「 貝だし醤油」が新発売となるから、さらに強力なラインナップになるってことだ。
麺職人さんハンパねぇっす!その人気は衰えることを知らないね。
今回は、この「日清麺職人」の鶏ガラ醤油味を食べてみた。魚介だしの上品な香りのする鶏ガラ醤油スープと全粒粉入りノンフライ麺を組み合わせた「麺職人」だ。
こちらがその『日清麺職人 しょうゆ』。希望小売価格は180円(税別)。
和風でモダンなパッケージ。
「麺職人」のパッケージデザインってどの種類を見てみてもスタイリッシュでなかなかオシャレだ。
オフィスレディがランチでカップヌードルやどん兵衛なんかよりも、「麺職人」を食べているほうがなんとなく似合うような気もする。
パッケージデザインもそうだが、カップ麺にしては低カロリーってところも女性を意識しているよね。
295kcalっていうのは、カロリーが気になる場合でもそれほど気にすることはない数値だ。
だからと言って、塩分はそれなりの5.5gとなっているので、スープは出来る限り飲み干さないように気を付けたいところ。
では、鶏ガラ醤油の「麺職人」がどんな味なのか、さっそく食べてみようかな!
「麺職人」といえば全粒粉入りノンフライ麺★「焼きのり」と「ナルト」が醤油ラーメンらしさを演出した一杯
「麺職人」の代名詞ともいえる「全粒粉入りノンフライ麺」。
今回の「しょうゆ」味でも、全粒粉を練り込んだ中細のストレート麺を使用している。
“全粒粉”って何ぞや!?ってことなんだけど・・・
全粒粉とは、お米で例えると白米に対する玄米のようなものです。
小麦の外皮などを丸ごと挽いたもので、食物繊維や鉄分、ビタミンB1を含む小麦粉の一種です。そんな全粒粉を麺に練り込むことで、小麦本来の風味と美味しさがさらにアップしました。引用元:日清食品グループオンラインストア
要するに、全粒粉を麺に練りこんだら、小麦のうまさと香りがさらに引き立ってめちゃ美味い麺になるってことやね!
全粒粉が麺に練り込んであるのが肉眼で確認できる。これが「麺職人」のうまさの源だ。
中身には「後入れ液体スープ、かやく、焼きのり」の3袋が入っている。
かやくの袋には「味付メンマ、ネギ、ナルト」が。
醤油ラーメンの定番具材をきちんと抑えてあるのは嬉しいね。
でもね、写真の内容だけで見ると相変わらず「麺職人」ってかやく具材のボリュームはちょっと少なめな傾向があるんだけど、今回の「しょうゆ」味はここに「焼きのり」が加わるから、いつもの貧弱なイメージはなくなるし、寧ろ豪華だと言える。
熱湯注いで4分間。その後に「後入れ液体スープ」を加えて・・・
「焼きのり」をそっと器に添えたら、完成!
うおぉ~!うまそうやんっ!!
醤油ラーメンよりも中華そばっぽい。スープの香りもふわっとしていてイイね!
ラーメンに“ナルト”や“海苔”があるのって、なぜだかテンションが上がってくるのは僕だけだろうか!?
「日清 麺職人 しょうゆ」★麺職人の鶏ガラ醤油ラーメンを食べてみた
では、いただきます!
う、うまいっ!
小麦の風味がふんわりと香る、しっとりとして滑らかな食感の麺。
中細ストレート麺は、スープをガッチリと掴んでくるので、鶏ガラ醤油と小麦の旨味をしっかりと堪能できる。
コクまろやかな鶏ガラ醤油スープ★クセがなく飽きのこない味わい
鶏ガラ主体のアッサリとした醤油スープ。
ほんのりと香る魚介だしの旨味と鶏ガラの油脂が出すスッキリとした爽やかなコクがいいね。そこにちょうどいい甘さの醤油味がのっかってくる。
バランス的には、鶏ガラの塩気よりも醤油の旨味をより感じる仕上がり。口当たりがまろやかな飲みやすいスープで、飲んだ後に絶妙な香辛料のスパイス感がやみつきになってしまう味わいだ。
最近ではコッテリとした濃い醤油味のラーメンもあるけど、それとは違って、昔ながらのアッサリとした鶏ガラ醤油ラーメンの味になっているね、この「麺職人」は。
どこか懐かしさを感じるうまさがここにある。
全粒粉入りノンフライ麺は、これぞ「麺職人」という安定したうまさ
小麦感の強いノンフライ麺。バッチリと“全粒粉”が利いていて、それが練りこまれているのが容易に目に見てとれる。
中細なので太くはないくせに、めちゃ粘りがあってコシは強め。モチモチっていうよりかは、ムッチリとした食感。
麺を持ち上げてみるとズッシリとしていて、麺の中身が詰まっていて芯があるのがよくわかる。生麺にちかい食感とはよく言ったもので、カップラーメンの麺とは思えないほどの質感になっている。
まろやかな優しい鶏ガラ醤油スープと小麦感がしっかりと融合した味わいをしっかりと堪能でき、やっぱりこのノンフライ麺は間違いのない安定の美味しさだ。
「麺職人」はどこか頼りなさを感じる具材の内容がセオリーだが、醤油ラーメンらしさを演出してくれる「ナルト」や「焼きのり」は嬉しい
具材は、ナルト1枚にメンマとネギの組み合わせ。そこに「焼きのり」が2枚。
「麺職人」の具材には期待をしちゃいけないっていう暗黙のルールというか、仕方ないと割り切っているというか・・・麺やスープを楽しめればそれでオッケーっていうのが毎回のこと。
今回の鶏ガラ醤油味に限っても具材のボリュームは多くはないけれど、醤油ラーメンには付き物の「メンマ、ネギ」をはじめ、「ナルト」や「焼きのり」が華やかさを付け加え、賑やかな見栄えが嬉しい。
中でもやっぱり「焼きのり」の存在は素晴らしいね!
醤油ラーメンに限らず、ラーメンに入っていると、なんかワクワクしてくる。
こんなふうに麺に海苔を巻いて食べてみるのもオツなもの。スープでひたひたになった海苔は、海苔の風味と鶏ガラ醤油味が混ざり合って、口の中で弾けるうまさだ。
これがたまらなく良いんですわ!ご飯でやってみてもかなりイケるしね!
安価なカップラーメンとは思えない麺とスープのクオリティ★ウィークポイントである具材のボリュームも「焼きのり」でカバーするスキのない一品
今回の一杯は、いろんな味をリリースしている中で、基本中の基本である醤油味の「麺職人」。
コクまろやかでアッサリとした鶏ガラ醤油スープは、昔ながらの醤油ラーメンの味で、全粒粉入りノンフライ麺の小麦感と見事にマッチしている仕上がりとなっていた。
麺やスープはもはや定評のある「麺職人」だけに、相変わらず「うまいな」という感想がパっと頭に浮かぶ。
今回の「しょうゆ」味は具材もなかなか健闘を魅せていて、これは高ポイントやね。やはり「ナルト」や「焼きのり」は、ラーメンについてくると素直に嬉しくなっちゃうもんなんだなぁって。
定価は180円(税別)、実際の購入価格は116円(税込)。
この値段で、この内容、このうまさなら超お買い得だし、なんてたってノンフライ麺がお安く気軽にいただけるのは、これってすごいことだよね。オススメの一品です!