日清のテレビCMで「どんぎつね」として出演している女優の吉岡 里帆さんが考案したアイデアレシビ第3弾の2品が新登場!
「吉岡 里帆さんのこだわりが詰まった、初夏にぴったりのどん兵衛!」
そんなキャッチフレーズを掲げ、日清の「どん兵衛」シリーズから『汁なしピリ辛肉みそうどん』が2019年5月13日に、『レモン仕立ての塩豚ねぎうどん』が2019年5月20日に新発売されることになった。
出典:日清食品
いずれの商品も、吉岡 里帆さん扮する”どんぎつね”が登場する特別パッケージ。暑くなり始めた初夏にぴったりの味わいを楽しめる「どん兵衛」になっているとのことだ。
希望小売価格は2品とも180円(税抜)。
すでに『汁なしピリ辛肉みそうどん』は紹介したので、今回は『レモン仕立ての塩豚ねぎうどん』のほうを実食レビュー。
この商品は、塩だれと豚の旨みが詰まった“つゆ”に、レモンと黒胡椒でアクセントをつけた、爽やかさが感じられる一品とのことだ。
昨今では、レモンなど柑橘系の果汁を加えた一杯を提供するラーメン店は全国的に広がっていて、とくに女性を中心に大きな注目を浴びているが、もはや定番にもなってきた新トレンドを取り入れた「どん兵衛」ってことやね。
吉岡里帆さんの「レモンでさっぱりおいしい!」というセリフにもあるように、レモンの爽やかな酸味が、今からの暑い季節にはぴったりな味わいの「どん兵衛」を楽しませてくれそうで心が弾んできちゃう。
ちなみに『汁なしピリ辛肉みそうどん』のほうは、ピリ辛としているが辛さはかなり控えめで、「肉味噌」という部分でもパンチ力がなく、商品名に銘打っているような内容ではなかったように感じた。
しかしながら、味噌のコクと甜面醤の甘さを強調した香り豊かな味わいを楽しめたし、商品の趣旨とは違ってくるが、甘い“つゆ”を絡めて食べる“汁なしうどん”としての美味しさはあったかな。
【吉岡里帆さんのアレンジレシピ第3弾】『日清のどん兵衛 汁なしピリ辛肉みそうどん』★味噌のコクと香り高い甜面醤の甘さ際立つ肉味噌うどん
そんなわけで、今回食べてみる『レモン仕立ての塩豚ねぎうどん』が、きちんと「レモン」と「塩豚ねぎ」というポイントを抑えた仕上がりになっているのか、そのあたりに注目して実食レビューしていきたいね。
吉岡里帆さんのアイデアレシピ第3弾!『日清のどん兵衛 レモン仕立ての塩豚ねぎうどん』を食べてみた
1食あたり96gでカロリーは381kcal。食塩相当量は4.8g。
別添品は「液体つゆ」と「かやく」の2袋が入っていた。「液体つゆ」は後入れ、「かやく」は先入れ。
お湯を注ぐ前に「かやく」をカップにあける。
かやく具材は、四角にカットされた小ぶりの「チャーシュー」がたっぷりめに入っていて、香り豊かな「ねぎ」と、サクッとしてそうな揚げ玉が揃っている。
かやくを入れた瞬間から、「ねぎ」の良い香りが広がってきた。
そんなに量はないのに、なかなか香り高い「ねぎ」の存在を感じられ、ちょっと嬉しくなってきた。
「どん兵衛」のうどんではお決まりの、熱湯注いで5分の湯戻し時間。「液体つゆ」はフタの上で温めるとのこと。
5分待ったら、「液体つゆ」を投入していく。
豚脂によって、ややオイリーな「液体つゆ」になっており、まさしく黒胡椒が利いた塩だれとレモンの酸味を感じる風味が立ち上がってきた。
まるで焼肉屋で嗅ぐような、レモン汁がかかった塩だれ味の豚肉のような香ばしさだ。
麺をほぐして“つゆ”を馴染ませたら、『レモン仕立ての塩豚ねぎうどん』のできあがり!
透明度が高くてキレイな“つゆ”。
塩だれ風味と「ねぎ」の風味が相まって、爽やかな香りを鼻まで運んでくる。
この香りからして、初夏にぴったりな一杯だということが充分わかってくるね。
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まずは麺をずずっとひと口・・・
いつもの「どん兵衛」ならではの“つるみ”が滑らかなすすり心地を与えてくれ、ふかふかな歯触りと噛めばもっちり食感を楽しめるのは、もはや定石といった感じ。
「いやぁ、今日も麺が最高だね!」
と、まず麺の旨みと食感を楽しんだあとに、口から鼻にかけてレモンの風味がふわっと穏やかに抜けてきた。
これがとても心地よい香りで、爽やかでさっぱりとした後味を堪能させてくれるのだ。
“つゆ”は、塩だれと豚の旨みをベースに、酸味のあるレモンの風味と黒胡椒でアクセントが加えられた仕上がり。
豚脂がけっこうのっていてコクが出ているが、脂っぽさは全然なくて、寧ろスッキリとした印象。
塩だれの旨みを全面的に推しだしている味わいで、そこに合わさるレモンの酸味と絶妙な黒胡椒のスパイス感がたまらなくいい。
レモンのスッキリとした爽やかな香りがとても心地よく、適度な塩気とコクのある旨みを持ちつつも、さっぱりとした塩だれ味の“つゆ”をつくり出している。
黒胡椒はそこまで強く主張してくることはなく、丸みを帯びた塩だれの塩味と爽快感のあるレモンの酸味を邪魔することなく、的確なサポート役に徹しているといったところ。
“つゆ”をじっくりと味わってみれば、塩だれの旨みとレモンの酸味をしっかりと感じる中に、魚介の利いた醤油の甘いコクのある旨みがしんみりと広がり、繊細で深い味わいが顔を覗かせてくる。
これはまさに暑くなり始めた初夏にぴったりな爽やかな仕上がりになっていて、「どん兵衛」の新しい可能性の扉を開いたかのような気がしてくる。
もちろん幅広の平打ち麺は、しっかりと“つゆ”を掴んでくるから、小麦感のある麺の旨みとレモン風味が香り豊かな“つゆ”のサッパリとした味わいをしっかり楽しむことができる。
トッピング具材は、「チャーシュー、ねぎ、揚げ玉」という品揃え。
「塩豚ねぎ」というわりには、「ねぎ」はそれほど入ってはいない。
しかし、その存在感は大きく、「ねぎ」独特の風味がかなり際立っていて、香り高さがしっかりと“つゆ”の味わいに寄り添ってくる。
揚げ玉は、ちょっとしたスナック感覚を楽しめ、“つゆ”の塩だれ味とも充分馴染む相性の良さを魅せている。
箸休め的なアクセントになっているといったところ。
そして、小間切れのチャーシューが“つゆ”の塩だれ味をさらに昇華させるようにマッチングしてくるから、たまらない旨さを魅せていた。
もともとチャーシューに味付けされているのか、“つゆ”と絡めば塩味が強調されており、じっくりと焼いた豚肉を塩だれに浸して食べているのに近い感覚で味わえた。
超個人的主観のオススメ度
★★★★★★★☆☆☆(星7)
※星3で、ふつうにオススメ
今回は『日清のどん兵衛 レモン仕立ての塩豚ねぎうどん』を食べてみたが、塩だれと豚の旨みがしっかりと味わえ、レモンの酸味と黒胡椒のスパイス感でアクセントをつけた、爽やかさのある一杯だった。
塩だれと豚の旨みを前面に推しだした“つゆ”ではあるけど、魚介の利いた醤油のコクと香ばしさも忍ばせており、なかなか奥深い味わい。
なによりレモンの酸味と香りがたまらなく、塩だれの旨みと相まって、スッキリとした味わいを楽しませてくれていた。
まさに爽快感のある仕上がりで、これからの暑い季節にバッチリとハマる「どん兵衛」になっている。
これ、かなり気に入ったんだけど、ぜひ食べてほしいなってオススメしておきたいかな!