暑い夏に向けて「カップヌードル」「日清のどん兵衛」「日清焼そばU.F.O.」の御三家シリーズから、”麻・辣・酸” の3つの辛さを楽しめる「夏の辛口トリオ」が2019年7月29日に新発売された。
今回は、その「夏の辛口トリオ」の一品である”酸” のメニュー『日清のどん兵衛 黒酢酸辣湯うどん』を紹介していくよ!希望小売価格は193円(税抜)。
“酸” のメニュー「日清のどん兵衛 黒酢酸辣湯うどん」は、黒酢の酸味とコクをきかせたさっぱりとした味わいに、ピリッとしたラー油の辛味を加えた酸っぱ辛いスープが特長です。
引用元:日清食品
酸辣湯(サンラータン)は中華料理のひとつで、酢の酸味、唐辛子や胡椒の辛味を利かせた、酸味豊かな辛みのあるスープのこと。
今回のどん兵衛は酸っぱ辛いうどんってことで、酸味と辛みで暑い夏でも食べ進みの良さがある中華の定番メニューをイメージしているってわけだ。
日清食品『日清のどん兵衛 黒酢酸辣湯うどん』を食べてみた
酸辣湯のキモになる“黒酢の酸味”を大きくアピールしたパッケージ。
中身は液体スープとかやくの別添品が2品入っている。かやくは先入れ、液体スープは後入れタイプだ。
かやくは予めカップインしていた「ねぎ」と、小袋に入っていた「かきたま、シイタケ、赤唐辛子」といった構成だ。
5分間の湯戻しが終わったら液体スープを投入。ラー油によって真っ赤に染まったスープの色味がいかにも辛そう。そして酢の酸味がけっこうキテるよ!
さっそく食べてみたが、辛さと酸っぱさのバランスがとってもいいね!
激辛ではなく、額に汗が少し滲み出てくるピリリとした爽快感のある辛みに、スッキリとした口当たりの良い酸味がついてくる。
唐辛子がそっと後押ししてくる、ラー油がメインの辛み。
黒酢は、けっこう利いてはいるけど酸っぱすぎない適度な酸味で、ラー油や唐辛子の辛みと交わることで後味スッキリな酢っぱ辛さを生み出している。
そして、はっきりした辛味や酸味の中にも、豚や鶏の動物系、しいたけの旨みを加えたコクのある醤油味がしっかりとアピールしてくることから、奥の深い酸辣湯スープを味わえるのだ。
最初は、穏やかに酸味が辛味に付随してくるんだけど、まずはしっかりと辛みと醤油メインの旨みが口の中を通り過ぎ、すぐさま黒酢の酸味が解き放たれるかのようにぶわっと一気に広がってくる。
これがなかなかインパクトがあって美味しいんだよね。
麺は相変わらずのふっくら&もちもち食感で、小麦の香り立ちもいい。後味スッキリな黒酢の酸味によって、麺の食感と旨みがより一層惹き立っている感じ。
シイタケは小さいし、かきたまも箸で触ると崩れてしまうから、具材をしっかり味わいたいのならスプーンやレンゲなどで掬って食べたほうがいいかも。
具材の存在感はちょっと薄いものの、シイタケの甘い旨みと、かきたまのふんわり感がスープの酸っぱ辛さとよくマッチしていたかな。
[adchord]総評、食べてみた感想
★★★★★★☆☆☆☆(星6)
※星3=基準点(及第点)
ラー油や唐辛子の辛みをしっかり感じ、黒酢の酸味でスッキリとした酸っぱ辛い酸辣湯のうどんを楽しめる逸品だった。
辛みのあとに酸味が強めに利いてはくるものの、酸っぱすぎない絶妙な酸味だから、口の中には爽やかな後味だけがのこる。
この爽快感のある酸辣湯の味わいは、まさに暑い夏に打って付け。
たまらなく暑くて食欲の沸かないときでも、ずるずるっと一気に完食してしまうことだろう。
気になる方はぜひ食べてみてね!
個々による味覚、その時の筆者の体調や気分または嗜好などによる不確定要素を含み、すべての方に当てはまる内容ではありません。あくまでも筆者の一個人の感想と見解だということをご理解ください。