みんなが大好きなカレー。
家で作ったカレーも家庭的でいいし、カレー専門店の本格的なカレーもいい。
小麦粉ベースのカレールゥで作った「カレーライス」から、サラッとしたインド系カレーや激辛のタイカレーなど色々なジャンルのカレーがあって食べることができる。
もはやカレーって日本人の国民食と言ってもいいくらいだ。
それくらい日頃の食生活に根付いているカレーなんだけど、最近では「大阪スパイスカレー」なるものが話題となっているんだとか。
「大阪スパイスカレー」とは、カレーにスパイスをあとがけして食べるという、大阪で生まれたとされるカレージャンル。特に形にとらわれず、多種多様なスパイスを使用したカレーで人気があるとのことだ。
まあ、いろんなスパイスをカレーにふりかけて食べるってことやね。自分が好きなスパイスまみれにしちゃって楽しめるし、これってかなりいいかも。
そんなトレンディな「スパイスカレー」とのことなんだけど、日清食品から「スパイスカレー」の味を「カップヌードル」「日清のどん兵衛」「日清焼そばU.F.O.」流にアレンジした新商品を発売している。
「大阪発祥! 今、話題のスパイスカレートリオ」として
- 「カップヌードル スパイスチキンカレー」
- 「日清のどん兵衛 カツオとチキンのWだしスパイスカレーうどん」
- 「日清焼そばU.F.O. スパイスキーマカレー焼そば」
この3品が2019年1月21日に全国で新発売。
ちなみに1月22日は、1982年に全国の学校給食で一斉にカレーが出された日で“カレーの日”となっている。1日違いではあるけれど、この“カレーの日”に合わせてのリリースということらしい。
もちろん3種類ちゃんと購入してきたけど、まずは「カップヌードル」バージョンの「スパイスカレー」をいただいてみることに。
これがその『カップヌードル スパイスチキンカレー』。
パッケージは「スパイスカレー」のお店をイメージしたもので、木目調をベースにしたポップなデザインになっている。
「クセになるあとがけ本格スパイス”が味の決め手」という今回のカップヌードルは、チキンとトマトをベースに数種類のスパイスを合わせたチキンカレースープが特長とのことだ。
果たして、日清食品がカップヌードル風に仕上げた「スパイスカレー」がどのようになっているのか、さっそく食べてみた。
あとがけ本格スパイスで仕上げるカップヌードル流のスパイスチキンカレー
「大阪スパイスカレー」を語るからには、あとがけのスパイスは欠かせない。
しっかりと味の決め手になる「スパイス」がフタの上に張り付けてある。
カロリーは389kcal。まあ、こんなものかな。
食塩相当量は4.7gで思ったよりは低い数値。
別添品はフタに付いている「スパイス」の袋のみで、中身は粉末スープ、かやく、麺が入っている。いつもの「カップヌードル」のスタイル。
かやくは、「味付鶏ミンチ、トマト、ネギ」という構成。トマトはスープに溶け込むので、実際の主役は「味付鶏ミンチ」ってことになる。そう考えると、ちょっとボリューム不足で寂しい内容かもしれないが、味のほうに期待したい。
熱湯注いで、お決まりの3分間。
最後の仕上げに「スパイス」をあとがけ。
「クミン、粗びきコリアンダー、粗びき黒こしょう、赤唐辛子、パセリ」を使用したクセになってしまうという本格スパイスとのことだ。色味がエグイぜ、めちゃ辛そうやなぁ。
しっかりとスープを混ぜて、「カップヌードル」流「大阪スパイスカレー」のできあがりだ!
スパイシーなカレーの香り。なかなか刺激がありそうな感じ。
湯戻しの3分が経った後に、ちょっとカレースープをペロっと舐めてみたんだけど、スパイスをふりかけてないのに辛かった・・・。
スパイス入れたら絶対辛いのは間違いはない。それを覚悟して食べなきゃね。
でも、どれくらいスパイシーな辛さになっちゃってるのか楽しみだ。
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まず、最初に言っておくけど、この「カップヌードル」って・・・
辛いから注意!
マジで辛い。
食べていると額から汗が噴き出てくるほど。辛さで、この寒い季節なのに身体がジンジンと温まってくる。
辛いの苦手って場合は気を付けたほうがいいレベルやね。
カレーじゃないんだけど、以前『カップヌードル クレイジーチリチリ♪チリトマト ビッグ』ってのがあって、あれはホント冗談じゃないってくらい辛かった・・・。
【20倍の辛さ!?】日清食品『カップヌードル クレイジーチリチリ♪チリトマト ビッグ』★辛い!辛い!辛い!超激辛なカップヌードル!
あのチリトマト20倍の辛さほどではないけれど、今回の「カップヌードル」もそれなりにしっかりと刺激が強めなので、辛いもの好きならめちゃうまいんじゃないかと。
とろみが強くかなり刺激的でスパイシーなカレースープ
とろっとろなスープで、それでいて口当たりはクリーミー。そして、とにかくスパイシーで刺激的な辛さのカレースープだ。
チキンとトマトをベースに、「クミン、ジンジャー、マスタードシード」を利かせたというカレースープに、強いスパイス感が加わった刺激のある辛さがやみつみになる。
トマトは「カップヌードル」でよく使用されるブロック状のもの。いつもはスープに溶け込んでしっかりと酸味を感じさせてくれるんだけど、カレー味の隠し味的な存在で酸味は控えめだ。
それだけカレーのスパイス感が強めになっているんだけど、チキンや豚脂による動物系の旨味はしっかりと顔を覗かしていてコクのあるカレー味をつくりあげている。
あとがけのスパイスは、「クミン、粗びきコリアンダー、粗びき黒こしょう、赤唐辛子、パセリ」となっていて、これが混ざり合ってピリリとした辛さを与えてくれる。
もうね、辛くて食べていると汗がめちゃ出てくるんだよね。
花椒のような舌がヒリヒリとすることはないけれど、かなりスパイシー。
トロトロなカレーでコクがあって味わい深いし、辛いんだけどクセになっちゃう美味しさだ。
しっかりとしたカレーの旨味に、刺激的なスパイスでパンチのある辛さが加わった、カレー味とスパイス感のバランスが良い本格的なカレースープになっている。
カレースープとよく馴染む「カップヌードル」独特の食感が良い油揚げ麺
「カップヌードル」の麺って、カレースープと一番合うんじゃないかなぁ。それほど麺とスープが絡みまくって美味しくいただけるんだよね。
幅広タイプの麺になっているので、ダイナミックなスープの食いつきでカレー味が口に飛び込んでくる。
麺がスープに絡むっていうか、麺がスープを吸い尽くすっていう感じ。もうね、一体感が素晴らしい。
べつにコシが強いとかってわけじゃない。寧ろヘナヘナで頼りない弾力だし。
充分にカレー味が浸透した麺をズルズルっとすすれる滑らかさが最高で、それだけがうまい麺。もうそれだけでいいじゃないかと満足できる。
具材は味付鶏ミンチが目立つだけだが、満足感は高い内容
トッピング具材は「味付鶏ミンチ、トマト、ネギ」なんだけど、トマトは具材というよりはスープに染みこむ旨味のもとだし、ネギは香りづけ。はっきりと具材として楽しめるのは鶏ミンチのみ。
大きさと形は、いつもの謎肉と同じくらいの「鶏ミンチ」。
量は数えてみたら7個入っていた。多くはないけれど、一つ一つは食べ応えがあるし、嚙みごたえのある肉感でなかなか美味しい。ジューシーではないけれど、しっとりとした食感で鶏肉らしい旨味が楽しめる。
新作の『カップヌードル スパイスチキンカレー』は、辛いもの好きも満足できる刺激のあるスパイシーなカレーヌードルだった
スパイシーなうま辛いカレー。
このひと言に尽きる今回の『カップヌードル スパイスチキンカレー』だった。
いやぁホントに辛い。食べ終わった後でもしばらく汗がとまらなかったけど、口の中に残るスパイス感が心地よく爽やかな気分にもなれる。
トロトロの熱々でめちゃ辛のカレースープを思う存分に麺と絡めて食べるのは、もはや至高のジャンクなうまさだ。
強めのスパイスが利いたカレー味は、辛いけど箸が止まらないくなってしまうクセになる味わいになっている。
辛いもの苦手な方にはオススメできないレベルのスパイシーだけれど、カレー好きや辛いもの好きな方は一度食べてみれば、その本格的な「スパイスカレー」の魅力にハマってしまうこと間違いなしだ。