日清食品の「カップヌードル」から登場した新作『カップヌードル海老の濃厚トマトクリーム』がめちゃうまそうだ。
希望小売価格み180円(税別)、2019年2月4日に全国にて新発売。
2017年の初登場から2018年はリニューアル発売し、新たな冬の定番として好評を得ている「カップヌードル クリーミートマトヌードル」に、海老のうまみを加えて仕上げたというカップヌードルの新商品なのだ。
“トマトの酸味をしっかりときかせた濃厚でクリーミーなスープはそのままに、より一層風味豊かな味わいになっているのだとか。
そういうわけで、今回の新作をさっそく食べてみることに。
個々による味覚、その時の筆者の体調や気分または嗜好などによる不確定要素を含み、すべての方に当てはまる内容ではありません。あくまでも筆者の一個人の感想と見解だということをご理解ください。
日清の『カップヌードル海老の濃厚トマトクリーム』を食べてみた
『カップヌードル海老の濃厚トマトクリーム』、カロリー372kcal。
“海老のトマトクリーム”って言葉の響き、めちゃ気になる。トマト味のクリーミーな味わいに、風味豊かな海老の旨みって美味しいに決まってるはず。
フタを開けて中身を見てみると、かやく具材に「海老、トマト、ブロッコリー、スクランブルエッグ」が入っている。海老とスクランブルエッグはいつもの見慣れたカップヌードルのものだろうし、トマトも「トマト」と名の付いた商品では必ずと言っていいほど入っているブロック状のものだ。
お湯を注いで3分間。袋詰めされた“液体スープ”や“かやく”などがないカップヌードルは簡単でいい。
これで、できあがり。ふわっとトマトの酸味を感じる良い香りが広がってくる。
そして、とろみのあるスープがめちゃ濃厚だ。程よいトマトの酸味とチーズのコクを感じるクリーミーで甘さのある味。トマトは酸味よりも甘みが利いている。トマトと豚脂が旨みの下地をつくり、ここに海老の旨みが加わってくるわけだ。
海老の旨みはあくまでも優しい。うっすらとした海老の塩気と、ふんわりとした海老の香ばしさが、そっと寄り添うようにトマトの酸味と甘さのある濃厚クリーミーな味わいを惹きたてている。クリーミーで強いトマト感のある味わいの中に、ひょこっと顔を覗かせる控えめな海老の旨みなんだけれど、これがまた奥深さのある味でうまいのだ。
カップヌードルの麺は、スープに絡むというか吸うっていうほうが的確なんだけれど、“とろみ”がついているスープなので、麺の吸収力と“とろみ”が相まってホントによく絡む。そこそこ厚みのある麺になってはいるが、弾力が強いわけでもなく柔らかめ。この辺はカップヌードルらしいと言ったところ。
とにかくスープを全部吸い尽くしてしまうんじゃないかってくらいスープをひろってくるので、トマトの酸味と甘みの利いた濃厚クリーミーな味わいを、口いっぱいに頬張ることができて幸せな気分なのだ。
[adchord]トッピング具材は、「海老、トマト、ブロッコリー、スクランブルエッグ」。まずはトマトなんだけれど、これは麺とスープを混ぜると溶け込んでいくので、具材というよりはスープの材料のようなものかな。しっかりと溶け込ませてあげればトマトクリームスープの旨みをより一層高めてくれるってところやね。
海老やスクランブルエッグは、カップヌードルではよくお目にかかる定番中の定番なもの。海老らしい歯ごたえと香ばしさ、ふっくらとした玉子の甘みはいつもと同じように、今回のトマトクリームスープとも違和感なく合わせてくる。
そして、ブロッコリー。シチューなんかによく入っているけれど、今回のトマトクリームスープの“とろみ”感と濃厚さからすると、「なるほどシチューね」と納得してしまう。ブロッコリーの素材そのもののダイレクトな食感とスープの濃厚な味わいがバッチリと合っている。ブロッコリーが添えられていることで見た目も華やかで彩りも良いし、クリームシチュー感が満載だ。
[adchord]総評:
★★★★★★★★☆☆(星8)
※星3=基準点(及第点)
この濃厚クリーミーなトマトクリームのカップヌードルのうまさに脱帽だ。トマト感のある強い味だけれど、意外にもまろやかさもあって、さりげない海老の旨みと風味が奥深い味わいをつくっている。
たしかに優しい海老の利き具合が絶妙で、トマトクリームの味を惹きたてているわけなんだけれど、欲を言えば、もうちょっと海老の塩気というか、パンチがほしかった気もする。これは好みによるんだろうけどね。
しかしやね、このトマトの甘さや酸味、クリーミーな味わいはやっぱり激うまかった!クリーム系パスタやシチューが好きなら絶対ハマるうまさなはず。
もうね、かなりオススメ。発売日は2月4日なので、速攻で買ってきて食べてみてほしいかな。